ヴィオラ日記1

71歳でのオペラ伴奏オーケストラ初体験まで

 今年の7月より初めて、オペラの伴奏をするオーケストラの練習に参加しました。

普通のアマチュアオーケストラは、大学時代に始めかなり大編成の曲を経験しました。学生時代中に市民オーケストラへ移り古典派の曲を経験しました。社会人になってからは最初にとても少人数のオーケストラに入りました。チェロパートをトロンボーンで演奏したりしていた時もありました。数年間でそのオーケストラも大きくなりブラームスを定期公演できるほどになったころまで在籍していました。その後十数年は団体には所属せずあまり楽器に触っていませんでした。あとはバイオリン教室の子供たちの発表会のお手伝いなどをしておりました。しばらくして地元で大規模のオーケストラの募集があり、マーラーの交響曲第2番「復活」の演奏に参加したのちしばらくはこの大規模なオーケストラで演奏していましたが、大編成オーケストラも今から20年以上前に辞め、バッハの教会カンタータ専門のアンサンブルに数年在籍し辞した後10年が経ちます。その後は時々、弦楽四重奏を昔の仲間と合わすくらいの音楽生活でした。

 

 それが、1年半前に歌と弦楽アンサンブルによる老人施設訪問演奏グループに誘って頂いた後、10年以上前からほぼ行かなくなっていたプロの演奏会を聴きに誘われ、更に大人が演奏するオペラを初めて聴きに行きました。                                      そして自分で演奏したい欲求が大きくなり始め、アマチュアの室内楽演奏グループに参加するようになり、心が耐えられないと思っていた大編成オーケストラも、合唱との共演ならと思い、1回だけでも経験しておきたかったブラームスのドイツレクイエムを演奏するオーケストラに体験入団しました。この本番は延期になりましたが、来年の春に再挑戦する予定です。

 その後、歌入り室内楽として、これもブラームスの、ヴィオラとピアノの伴奏による歌曲も演奏することができました。
 更に、延期になっていたオペラの伴奏オーケストラも一度は経験しておきたいと思い、今年は練習に参加しています。ヴェルディのオペラ「イル・トロバトーレ」で演奏時間2時間以上、パート譜は66ページもある大曲です。演奏会の本番も近づき、心が高まってきていますが、オペラの練習内容やそのほかの演奏活動内容についてはまた、日を改めて書くことにします。

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